コラム

防災備蓄の基本
水は1人1日3L・食料は3日〜1週間が目安

防災備蓄を始めようと思っても、「水は何本必要?」「食料は何日分?」「どこまでそろえれば安心?」と迷う方は少なくないじゃろう。 まず押さえたいのは、飲料水は1人1日3リットル、食料は最低3日分、できれば1週間分が目安という基本じゃ。 この記事では、防災備蓄の考え方と、家庭で無理なく始めるための準備手順をそなえじぃが整理するぞ。

防災備蓄でまず押さえるべき基本

防災備蓄でまず押さえるべき基本

水は1人1日3Lが目安

飲料水は、1人1日あたり3リットルが必要とされておる。 これは飲み水だけでなく、調理にも使う量を含んでの計算じゃ。 3人家族で3日分なら、2Lペットボトルが約14本。それなりの量じゃが、まずは「うちに何本あるか」を確認するところから始めるといいぞ。

食料はまず3日分、できれば1週間分

大規模災害では、支援物資が届くまでに時間がかかることがある。 まずは3日分を目安にそろえて、余裕があれば1週間分まで増やしていくのがおすすめじゃ。 おかゆ、缶詰、レトルト食品、乾麺など、普段から食べ慣れているものを中心に選ぶと、いざという時にも食べやすいぞ。

生活必需品も忘れてはいけない

水と食料ばかりに目が行きがちじゃが、トイレ、衛生用品、照明も非常に大切じゃ。 断水でトイレが使えなくなることは珍しくない。簡易トイレや凝固剤は最低限そろえておきたいところじゃよ。

家庭で備えたい主な備蓄品

飲料水

  • 2Lペットボトル(1人あたり1日1.5本 × 日数分)
  • 長期保存水(5〜10年保存可能なもの)も便利
  • 生活用水として、風呂の残り湯やポリタンクも活用

食料

  • レトルトごはん、おかゆ
  • 缶詰(魚、肉、フルーツ)
  • カップ麺、乾麺
  • 栄養補助食品、ようかん等の甘味
  • 調味料(塩、醤油など小さいもの)

トイレ・衛生用品

  • 簡易トイレ(凝固剤タイプ)——最低30回分
  • ウェットティッシュ、除菌シート
  • ゴミ袋(大・小)
  • マスク、手指消毒用アルコール

カセットコンロなど生活補助品

  • カセットコンロ+ボンベ(1週間で約6本が目安)
  • 懐中電灯、ランタン、予備電池
  • モバイルバッテリー(大容量タイプ推奨)
  • ラップ、アルミホイル(食器の汚れ防止に)

高齢者世帯の備蓄で気をつけたいこと

高齢者世帯の備蓄で気をつけたいこと

持病や服薬に配慮する

日頃から薬を飲んでいる方は、最低1週間分の常備薬を備蓄の中に入れておくことが大事じゃ。 お薬手帳のコピーも一緒にしておくと、避難先で処方してもらうときにスムーズじゃよ。

重い物をどこに置くか決める

水のペットボトルは重い。2階や高い棚に置くと、いざという時に取り出せんことがある。 よく使う場所の近く・腰から下の高さに置いておくのがコツじゃ。 分散して置いておくと、建物の一部が被害を受けても全滅しにくいぞ。

すぐ取り出せる場所に保管する

備蓄品を押し入れの奥にしまい込んでしまうと、いざという時に出せんことがあるんじゃ。 玄関近く、リビングの一角など、すぐにアクセスできる場所に「防災ボックス」のようにまとめておくと安心じゃよ。

備蓄を始めるときの手順

家族人数から必要量を計算する

まずは家族の人数 × 日数で、水と食料の必要量を計算するんじゃ。 例えば2人家族で3日分なら、水は18L(2L×9本)、食事は18食分。 数字にすると、意外と「あとこれだけ足りない」が見えてくるぞ。

一度に全部そろえず分けて準備する

最初からすべてをそろえようとすると、費用も手間もかかる。 月に1〜2品ずつ、買い物のついでに少しずつ増やしていけばいいんじゃ。 3ヶ月もすれば、かなりの備えが整うぞ。

保管場所と賞味期限の管理方法

備蓄品を買ったら、賞味期限をマジックで大きく書いておくのがおすすめじゃ。 さらに、「備蓄リスト」を作っておくと、何がどこにあるか家族全員がわかるようになる。 冷蔵庫にリストを貼っておくのもいい方法じゃよ。

備蓄を続けるコツ

備蓄を続けるコツ

ローリングストックにつなげる

備蓄食は「しまっておくもの」ではなく、日常的に使いながら補充するのが理想じゃ。 これが「ローリングストック」という考え方で、賞味期限切れを防ぎ、いつも新鮮な備蓄を保てるぞ。 古いものから食べて、食べた分だけ新しく買い足す——これだけでいいんじゃ。

年1回の点検日を決める

防災の日(9月1日)や家族の誕生日など、覚えやすい日を「備蓄点検日」に決めておくと忘れにくい。 水の賞味期限、電池の残量、簡易トイレの使用期限——年に一度チェックするだけで、いざという時の安心がまるで違うぞ。

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