📖 第3話

ひなたちゃんの特技

よく晴れた日の昼下がり。

そなえじぃが縁側に出ると、ひなたちゃんはいつものように日なたで丸くなっていた。

けれど、その日のひなたちゃんは、ただ気持ちよさそうにしているだけではなかった。

目を細めながら、じっと空の明るさを見ている。雲の流れまで見ているような、なんだか真剣な顔だった。

よく晴れた縁側でひなたちゃんが日なたぼっこ。そなえじぃが見守っている
🖼️ いつもの縁側で。でも今日のひなたちゃんは、なんだか真剣。

「ひなたちゃん、なにを見とるんじゃ?」

そなえじぃがしゃがんでのぞきこむと、ひなたちゃんは少しだけ得意そうに胸を張った。

今日は光がまっすぐ入って、ぽかぽか具合がとてもいい。そんな日は、きっとおひさまの力もたっぷり届いている。

そなえじぃは、庭先から屋根のほうを見上げた。

「なるほどのう。日当たりがいい日は、発電にも向いとるんじゃな」

ひなたちゃんは、わかっているでしょう、とでも言いたげな顔で、しっぽをゆらりと動かした。

太陽光パネルのある家の前で、そなえじぃとひなたちゃんが並んでいる
🖼️ 屋根を見上げるそなえじぃ。おひさまの力、ここにも届いている。

その日の午後、そなえじぃは居間で太陽光と蓄電池の資料を広げていた。

停電のときにも、少しでも明かりがついて、スマホが充電できて、お湯が使えたら——それだけで安心はぐんと増える。

居間で太陽光・蓄電池の資料を広げるそなえじぃ。ひなたちゃんが資料の上にちょこんと座っている
🖼️ 資料の上にちょこん。日なたぼっこの名人は、おひさまの力もよく知っている。

ひなたちゃんは資料の上にちょこんと座って、満足そうに目を細めた。

どうやら、日なたぼっこの名人は、おひさまの力のこともよく知っているらしい。

そなえじぃが気になっていたのは、停電時にも役立つ太陽光・蓄電池のある暮らし。

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